絶版です 配布していません
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登校拒否を克服する道すじ
発行:NPO法人おおさか教育相談研究所
500円(税込み) 5冊以上送料無料
多くの方々に活用され2万冊を超える!
この冊子は、1985年大阪教育文化センターが「親と子の教育相談室」を開設して以来、相談員(NPO法人おおさか教育相談研究所) が数多くの相談活動をはじめ、研究会などの研鑽に励み、その中の教訓をもとに「どの子も必ず立ち上げる道すじ」を明らかにしたものです。
登校拒否・不登校になった我が子の対応と援助は・・・そして先生、学校は・・・
推薦:高垣忠一郎先生(臨床心理家・元立命館大学教授)
30年前開設されたばかりの相談室に登校拒否の相談が津波のように押し寄せました。
対応に追われる30名の「相談員」が、教師から相談員へと再生する“生みの苦しみ”に、私はスーパーアドバイザ-として同伴してきました。
この冊子は相談員集団が手がけた多くの相談事例から学んだ貴重な経験を、集団的に検討し、社会背景から具体的な援助の作法に至るまで、懇切丁寧にかつ簡明に、登校拒否克服への道すじを説いた希有な労作です。
読者の声
読むたびに新鮮、そして納得!
この冊子を何回読んだことでしょうか。不登校生やその父母と出会うたびに、読み返してきました。
どのケースの場合も読むたびに新鮮で、そのつど納得でき、さらに見通しや確信をもらえました。
子どもたちが「自己回復力を発揮して立ちあがる」ための「適切な対応と援助」が、わかりやすくまとめてあります。多くの事例を基にしているだけあって、具体的でしかも内容の深さを感じます。教師にとっても必読の書です。(元教員)
目次
はじめに
I 子どもは、どのようにして登校拒否になり、立ち上がるのか
- 子どもはなぜ、どのようにして登校拒否になるのでしょうか
- 子どもは、登校拒否からどのようにして立ち上がって克服するのでしょうか
- 登校拒否の要因は、直接的には学校と子どもたちにあります
II 登校拒否から立ち上がるには、どのようにすればよいか
- 登校拒否を克服するうえでも、親こそが最大の援助者です
- 家庭・学校・専門家の、3者の連携による援助が効果的です
- 家庭の援助の基本的態度は、子どもの言動を受け入れ、よりそうとともに、甘えの要求などに応えることです
- 親のみなさんによる、対応と援助に当たって大切なこと
- 学校の援助の基本的態度は、さまざまな不安を和らげながら、励まし・支え続けることです。
- 先生方による対応と援助に当たって大切なこと
- 家庭訪問をする際に気をつけたいこと
III 社会参加に向けての対応と援助はどのようにすればよいか
- 学校としては、再登校に向けて年度のはじめから準備をしておく必要があります
- 再登校時には、独自の対応と援助が必要です
- 保健室登校は、どのようにすすめればよいのでしょうか?
IV 安心と信頼の学校づくりをともに-登校拒否にとりくみ
V どの子も登校拒否になりうる
-登校拒否を生み出している社会背景と行政が果たす責任
- 子どもたちが生きている社会
- 競争的な教育制度に国連も警告
- 先生にも子どもと接する時間のゆとりを
- 子どもの生きづらさと登校拒否の発現
- 子どもの発達と学びの意識
- 社会・経済構造の変化と登校拒否の推移
- 文部科学省の対応の経過
- 社会が子どもたちに果たす責任
- どの子も登校拒否になりうる
-子どもたちにゆったりした環境での学びを
あとがき
教育相談も受付けています。
◎申込後、面談または電話相談の日時・場所(地図)を郵送します
◎相談日時…月曜~金曜 10時~17時 / 土曜日 9時~17時
お問合せ・申込み先
NPO法人 おおさか教育相談研究所
〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町12-14 たかつビル2F
TEL:06-6768-5773 / FAX:06-6768-2527