120ページの冊子『社会的ひきこもりから自立への歩み』を発行しました

NPO法人おおさか教育相談研究所 著
『社会的ひきこもりから自立への歩み』
A5版120ページ 頒価 800円

適切な対応と援助で、成長し立ち上がる!
100万人を超える「ひきこもり」のご家族にとどけます

 子どもが社会的ひきこもりから自立に向かうためには、親(保護者)による適切な対応と援助が最も大切です。親がそうした役割を果たせば、時間はかかりますがどの人も成長し立ち上がることができるからです。

 この120ページの冊子は、親による適切な対応と援助の仕方などを具体的にわかりやすく説明したものです。どうぞお手に取ってみてください。

 ちょっと立ち読みはこちら(はじめに、目次、本文のP39・40 PDF)

Ⅰ 社会的ひきこもりとはどのようなことか

社会的ひきこもりの要因と背景
社会的ひきこもりの二次症状と長期化

Ⅱ 社会参加を促すにはどのようにすればよいか

適切な対応と援助をすればどの人も立ち上がる
援助にあたっての基本的な態度

Ⅲ 対応と援助にあたっての心得

気になる行動への対応の仕方・親が援助するにあたって大切なこと
社会参加にあたっての援助といくつかの事例

Ⅳ 社会的に解決するために

親や子ども・若者の価値観をつくりだしてきた時代背景
民間団体による支援と行政の援助

推薦します

高垣 忠一郎 さん(立命館大学名誉教授・心理臨床家)

30年の歴史をもつ相談員集団が、その相談経験をもとに『社会的ひきこもり』の理解とその支援のあり方について、知恵を集めて論議し丁寧にわかりやすく説いた稀有な集団的労作である。

申込み連絡先:NPO法人おおさか教育相談研究所
〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町12-14 たかつビル2F
FAX 06-6768-2527
ご注文10冊ごとに1冊進呈させていただきます。

 注文用紙のダウンロードはこちら(チラシの裏面)(PDF)

 下のチラシのダウンロードはこちら(表・裏)(PDF)

  

講演と無料相談会in さかい(2月8日)

 この案内のダウンロードはこちら(PDF)

登校拒否・不登校、社会的ひきこもりから 回復・自立へ
講演と無料相談会in さかい

 小中学校の子どもの不登校が前年に続いて今年も増加し、全国で12万人《堺市1688人(2014年学校基本統計)》を超えています。若者の社会的ひきこもりも54.1万人《2016年内閣府推計》と20歳代30歳以上ともに増加傾向にあります。
 子どもと若者の生きづらさの実態がさらに深まっている今、「登校拒否・不登校、社会的ひきこもり」をどうとらえ、かかわるか、その援助のあり方についてご一緒に考え合いましょう。

講演: 子どもたちが立ち上がるには 親(おとな)の役割が大切

      講師: 村上(むらかみ) 公平(きみひら)さん NPO法人おおさか教育相談研究所
理事・相談員。大阪音楽大学・相愛大学非常勤講師を歴任。
日本生活指導学会所属、研究論文多数

日時  2018年 2月12日(月・祝)

    受付 13:00

演 奏 13:25~13:40
講演会 13:40~15:10
交流会 15:20~16:30
個別相談 15:20~16:30

❖ 場所 サンスクエア堺 第1会議室 (A棟2階)
    JR阪和線 「堺市」駅下車徒歩2分

❖資料代 500円

* 事前申し込みは不要です。当日受付にお越しください。
また、個別相談をご希望の場合は、受付で申込み願います

共催 NPO法人おおさか教育相談研究所(略称:教育相談おおさか)
   登校拒否を克服する会・泉北ニュータウン地域交流会
協賛 NPO法人堺子育て・教育ネットワーク
後援 堺市教育委員会 ・ 堺市社会福祉協議会

  

八尾市113名の参加、心温まる講演・無料相談会に

八尾市113名の参加、心温まる講演・無料相談会に

登校拒否を克服する会・八尾交流会が主催
―教育相談おおさかは個人相談で応援

 去る12月10日、八尾市・山本コミュニティーセンターで「登校拒否・社会的ひきこもりからの回復・自立をめざして」の「講演と無料相談会」が、克服する会・八尾交流会が主催し、八尾市教育委員会・八尾市社会福祉協議会・公益法人八尾市文化振興事業団が後援、NPO法人おおさか教育相談研究所は協賛して開かれました。

教職員の参加も含めて多彩に

 参加者は、これまで最多の113名で昨年参加のなかった教職員が7名も参加され、親を誘って来られた方も複数おられて広がりを感じました。相談員も10名参加で個別相談9件に対応、協力しました。
 オープニングは、地域の合唱団「3びきのくまさん」で子どもを含め30名の歌声が心にじんとしみこみました。

しっくりと納得いった講演

 ほっこりした雰囲気で始まり、講演は、心理臨床家の高垣忠一郎さんのお話。共感的な自己肯定感の大切さを自作の“よしよし”の詩を交えながら語られ、心にしっくりと納得のいく内容でした。
 後半の交流は、青年期と学齢期に分かれ、個別相談と並行して有意義に行われました。

八尾市の事業助成を受けて校園長会議、地域の団体の協力、学校訪問、青年も準備の中心に

 今回で4回目の取り組みですが、これまでと違うのは、地域交流会の主催で世話人や親、レボレボに参加している青年たちを中心に当日の準備や運営が進められただけでなく、初めて「八尾市こども政策課八尾っ子元気やる気アップ提案事業助成金の助成事業」として行われたことです。それにより、事前に校園長会で取り組みのアピールができたり、チラシ・ポスターを昨年に上回って作成でき、26の地域団体や公的機関に挨拶を兼ね配布しました。また、世話人と相談員で小中高校、支援学校の50校を訪問し、管理職と面談することで学校の多忙化、深刻化を実感してきたこともよかったです。 今回の取り組みで、地域で悩んでおられる方々に、学び合い語り合う居場所や相談機関が身近にあることを知ってもらう掘り起しができてきていることを励みにして、行政や学校との太くなってきたパイプをこれからも大事にして取り組んでいきたいと思います。

相談員・理事 松尾裕子

  

四条畷市で「不登校とひきこもりを考えるつどい」講演と相談会

講演と相談会  今年もスタート
 四条畷市で 「不登校とひきこもりを考えるつどい」
四条畷市・市教育委員会の後援も

 12月3日、今年度はじめの講演と相談会が四条畷市で、四条畷市教職員組合、不登校の子どもをもつ親の会・そらいろ★なわて、教育相談おおさかの3者の共催で開かれました。また、四条畷市と市教育委員会の後援も得ることができ、校長会で案内チラシが配られ教職員の参加を呼びかける協力も頂きました。また、市内の子ども食堂を3地域で実施している方の協力も得られました。

わかりやすかった講演  子どものこえ・親の思いから

 メインの講演は、森川紘一さん(教育相談おおさか相談員)。「子ども・若者の立ち上がる力をひきだすために――保護者・教職員のみなさんのつながりを大切にして」と題して講演しました。50年にわたる教員生活で小学校と大学で子どもと親や学生との関わりで学んだことと、学生の体験や思いも織りまぜ、豊富な資料を駆使してわかりやすく話しました。そして、登校拒否とはどういうことか、子どもたちの苦しみと日々向き合う親の辛さに共感しつつどう向き合えばいいのかなどについて、子どものこえや親の思いを引用して丁寧に話を進めました。なぜ子どもや若者の苦しみが生まれるのか、その社会背景にも触れて解明しました。

 若者支援から

 続いて、社会的ひきこもりの若者を支援している古庄健さんが若者支援の活動を報告しました。社会的ひきこもりを経験した若者たちが中心になって支援団体を訪問して聞き取り調査をし、このほど「社会的ひきこもり若者支援機関マップ」を作成
した経験や、やっと居場所にたどり着いた

50名の参加でいっぱいの会場

若者にとってニーズに応じた居場所の大切さを話しました。行政と民間の協力で地域での居場所づくりをすすめるために、古庄さんも関わっている枚方市での市と民間団体とのネットワークの活動を紹介しました。

「安心して通える学校に」――交流会

 後半の交流会は学齢期と青年期の2つに別れて行われました。
学齢期の子どもを持つ交流会では親のしんどさが話されました。お母さんが「子どもは今友人がいないので心配」と言われたことに、若者から「私も小中学校時代は友人がいなかったが、大人になった今はたくさんいる。友人は大人になってからでもできる」と経験を話すとホッとしてうなずいておられました。また、「今の学校はきまりがきつく、子どもの自由が少ない。安心して通える学校であってほしい」との声があり、それに子ども食堂を実施している方から「子ども食堂に通ってくる子どものようすから今の子どものおかれているきびしさが伝わってきて何とかしなければ」との思いが話されました。

 青年期の交流では3人のお母さんからわが子のひきこもっていた様子や、そこから抜け出して社会復帰していった様子などがリアルに語られました。

(相談員 茶園真灮)

  

登校拒否を克服する会 第190回交流会 (1月21日)

登校拒否を克服する会 第190回交流会

○日時:2018年1月21日(日)午後1時~5時

○会場:エルおおさか(大阪府立労働センター) 6F

○全体会:

講師:甲斐 真知子さん (教育相談おおさか相談員)

分科会:

  • 父親交流会

資料代:500円

■主催 登校拒否を克服する会

  

子ども・若者の問題を考える 第15回研究会 (11月4日)

 この案内チラシのダウンロードはこちら

子ども・若者の問題を考える 第15回研究会

とき 2017年11月4日(土)13:00~16:00
場所 大阪市立社会福祉センター 3階第2会議室
報告 支援学校の子どもと教育
   精神医学から見た発達障害

主催 子ども・若者問題研究会

連絡先 NPO法人おおさか教育相談所

  

第141回城北地域交流会(10月15日)

第141回城北地域交流会(10月15日)

■とき  2017年10月15日(日)  13:30~17:00

■ところ  東亜ビル 2階 201号室 (地図参照)
      大阪市城東区蒲生2‐10‐33  TEL(06)6933-2044

■ 参加費  500円 

 急に涼しくなってまいりましたが、皆さまいかがおすごしですか。
 子どもたちの様子はどうですか?
 日々のいろんな思いを吐き出して、少しでもホッとしてください。みなさんと交流し、それぞれが自分と向き合う時間になればいいなと開いています。無理せず、気軽に、お好きな時間にご参加下さい。

前回(第140回)の城北地域交流会は、6月18日に5名の参加で、交流しました。
皆さんで、その時々の悩みや出来事を、じっくり・たっぷり交流しました。

<参加者の感想>

親として大人として、しばられることなくしゃべれる場、ゆるされる場があることを、良かったと思うひとときでした。
どの家庭も子どもがいくつになっても悩みが尽きないなぁと感じました。子どもが大きくなって成長していってる…他人(ひと)の話を聞いてそうなんだなと思いました。
今日はいつもと違って子どもの話をまじえながら親の思っていることを雑談?しました。結構話は尽きないままでした。
今日もおなじみの顔ぶれでゆったりと子どもの話や文化の大切さや強さとは?弱さとは?などいろんな話ができ、良かったです。今の学校は以前より大変になってきているので困っている子どもたちもたくさんいると思います。そんな悩みのある親とも、もっとつながれたらいいなと思います。

 東亜ビル 2階 201号室(地図 行き方)

      大阪市城東区蒲生2‐10‐33  TEL(06)6933-2044

京阪・JR京橋駅から約8分(京阪に沿って歩くと最短)、
大阪市営地下鉄蒲生4丁目駅から約8分 市バス・近鉄バス「蒲生桜小橋」下車東へ約3分、

 

 

 

城北地域交流会 これからの日程

「第142回城北地域交流会」は「子どもと教育をまもる第30回城北のつどい」に合流します。
日時:2017年12月3日(日)12時30分~16時30分(予定)
場所:パルコープ城東組合員会館(京阪野江駅、地下鉄蒲生4丁目)
講師:池添(いけぞえ) 素(もと)さん(NPO法人福祉広場 理事長)

大阪交流会 これからの日程

・「第189回 登校拒否を克服する会」
‘17年11月18日(土)13:00~17:00
場所:エルおおさか テーマ「定時制高校のお話」
全体会 講師:小西順治さん(府立春日丘高校定時制教諭)
特別講座  「学校で学ぶことの意味」
【今後の日程: 1月20日(日)、3月24日(土)、5月20日(日)、7月21日(土)】
市バス・近鉄バス「蒲生3丁目」下車西へ約3分

  

教育相談30年のあゆみとこれから

「教育相談30年のあゆみとこれから 子どもと若者に 安心と希望を」を発行しました。

2016.11. NPO法人 おおさか教育相談研究所

申し込みは当研究所まで 1冊500円でおわけします。

目次

発刊にあたって

メッセージ

第1章 教育相談30年のあゆみ

 第1節 「親と子の教育相談室」27年をふりかえる

 第2節 NPO法人おおさか教育相談研究所の活動

第2章 教育相談の理念と活動の特色・活動実績

 第1節 教育相談の理念と活動の特色

 第2節 教育相談が30年間維持・発展してきた背景と要因

 第3節 相談活動の実績

 第4節 相談活動の中で実践的に解明し理論化してきたこと

 第5節 「大阪・青年の自立を支援する会」が果たした役割

第3章 おおさか教育相談研究所活動の今日的意義と課題

第4章 教育相談統計の分析

第5章 資料編

 * 30年のあゆみ

 * 相談のべ件数記録

 * 登校拒否・不登校問題全国のつどい

 * 相談活動が学校現場で生かされた事例

 * アピール

 * 歴代相談員

あとがき

  

不登校・生徒への理解や対応・悩みについての教職員アンケート調査報告

「不登校・生徒への理解や対応・悩みについての教職員アンケート調査報告」を発行しました。申し込みは 当研究所まで。1冊500円でおわけします。

2016.11. NPO法人 おおさか教育相談研究所

不登校・生徒への理解や対応・悩みについての教職員アンケート調査報告

〈目次〉

・ごあいさつ

・目次

・アンケートにとりくむにあたって

・アンケートの結果とまとめ

 1.不登校生への対応・援助について

 2.クラスに不登校生がいる時の他の子どもたちへの対応について

 3.不登校生の再登校が近付いた時

 4.不登校と関係が深いと思うものについて

 5.不登校やいじめなどに対する組織的な対応について

 6.不登校中の当事者に対して対応・援助の経験から

 (1)適切な対応・援助をすることができた

 (2)適切な対応・援助をすることができなかった

 7.当事者や保護者に対する対応や援助について不安や疑問・困った事

 (1)当事者に対しての対応や援助について不安や疑問・困った事

 (2)保護者に対しての対応や援助について不安や疑問・困った事

・安心と信頼の学校づくりをともに

・おわりに

・資料

  資料1 回答者の属性

  資料2 調査票(アンケート用紙)

  

登校拒否を克服する会 第187回交流会(7月15日)

登校拒否を克服する会 第187回交流会

○日時:2017年7月15日(日)午後1時~5時

○会場:エルおおさか(大阪府立労働センター) 6F

○全体会: 進路を考える

講師:馬場野成和さん (教育相談おおさか相談員)

分科会:

  • 特別講座 (中学生の進路)

資料代:500円

主催 登校拒否を克服する会